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トマトチョコミントシェイク

小説やライトノベルとか読んで、音楽聴いて、その感想を書く

友達いらない同盟 壊れそうなくらい鳴り止まないキリングミー

☆☆☆☆☆ 講談社ラノベ文庫

友達いらない同盟 (講談社ラノベ文庫)

友達いらない同盟 (講談社ラノベ文庫)

凄え新人が来たもんだ。凄え作品が来たもんだ。16年度が終わり今年の面白いヤツも大抵出揃ったと思っていたが、最後の最後の12月。まさかここまで自分を揺さぶる超ド級の新作が出るとは、そんなん全然分かりません!!最高です。最高ですから読むべきです。読むべき最高なモノはコレ。コレを読まずに終わらなくてよかった16年。すんばらしい技巧派よ。

以下、感情の赴くままに魅力を書き殴りましょう。そうしましょう。そうすべきなんだな。

まず読み終わったばかりだからアレだけど、ラスト。こんな説得力のあるラスト。すんごいから。そいつに殺されても仕方ないと思える人間こそが友達と定義する主人公。そして孤立していたんだけれど、ある日コレまた孤立してるクラスメートの女の子澄田と友達いらない人間同士で同盟を組む事で物語が始まる。まぁ主人公が上記ポリシーで友達作らないからエンディングで起こす主人公のアクション。それってつまりおまえさぁ、認めてるじゃん、澄田を友達って。大切な人って。素晴らしい。ホントに素晴らしいよ。そのエンディングに辿り着くまで積み重ねた登場人物の心情や関係や感性。何を考えてるのかわからん澄田が最終的に吐露する感情からの主人公のアクション。主人公の友人であるスベテとの過去やらクラスメートのハブられた女の子と良い感じな関係になる展開。全ての展開の果てを左は添えるだけとばかりに綺麗に置きに来た。物語の構成。果てしなく大絶賛させて頂きます。あんたはスゴくカッコイイ!!

んでもって物語の読み始めも無機質な文体にキャラの不自然の無い会話。そこにハッとするようなモノも散りばめられてる。特に作中、主人公とヒロインの澄田が特異なキャラであるけれど、高校デビューしたけだあえなく失敗し、主人公たちとアレよコレよと関わる事になる城ケ崎。彼女のフラットな目線が物語にすんばらしくよく働いてる。いや恥ずかしいじゃんとか何とかとか自然な会話の中にハッとさせるモノを溶け込ます。上手すぎる。美味すぎる。ごっちゃんです。って感じ。彼女のスクールカーストの落ちっぷりや主人公達と関わりどう変わっていくのか、そんな彼女がどうラストの展開で振る舞ったのかコレもめちゃんこ良い。良い説得力。

ほんで次は主人公の過去の諸々。まず主人公の後輩で何故かひきこもりになってしまったユウキ。このキャラが何故ひきこもりへとなってしまったのか?それがどう物語へと関わりを持っていくのか?ってところでミステリ風味なところも楽しめるのも良い。とても良い。ただ惜しい点としてユウキを最初のカラー口絵で描いた事。筆者はこのキャラの存在をミステリ仕立てで描く事を明らかに狙ってたのにアレじゃもう回答言ってるようなもん。イヤアレがなくても読んできゃ分かるし、そこがメインの狙いでは無い事も理解できるが少しそういう風にしたのが誰のやった事だか分かりゃせんが、間違いなく混じりっけなくミステイクでしょ、アレ。

またもう一人主人公の友人であるスベテ。彼との関係や過去の経緯も主人公の魅力やポリシーを形作るのにめちゃんこ効いてる。余談だけれど、彼との球技大会のバスケシーンもフツーに面白かった。高校へ進学しないと言っていた主人公に対するスベテのアクション。コレがまたサラリとしてるけれど流されないすんごい重要な存在感。健康エコナか馬鹿野郎この野郎。

主人公とヒロイン澄田のキャラができるまでの過去もこの物語の少し退廃?として雰囲気を作るのによくやってた。そのねぇ過去のエピソードの出すタイミングもコレまた絶妙。澄田の心情や過去の話も物語の中盤に入れて来るんだけど、おおぉこのタイミングがこのど真ん中で入れてくんかいと思ってたけれど、最高まで辿り着くとアソコだったなアソコで入れたの大正解だったな。物語の組み立て方の技巧さが光る。同じく主人公の過去の諸々も。

上でもチラッと書いたが無機質な語り口の文章がこの物語の雰囲気とすんごいジャストANDフィット。物語のエピソードの入れ方も絶妙。ラストに辿り着くまでの積み重ねたエピソードが感動を呼ぶ。私の中じゃ、間違いのない間違いがあっちゃならない。絶対なんて絶対ない。死にたい人間とキリングミーと
叫ぶ人間とたったひとつの冴えたかどうかは分かりゃせん。繰り返すが絶対なんて絶対ない。けれど。

この作品は絶対超ド級の傑作と自信をもって叫びたい。そんな魅力ある物語でした。超絶オススメ。

ヒロインテイムマイスター 読みました

☆☆☆ MF文庫J

いや、まぁ。うーん。うーん。いやつまらんくなかったけど。強いて言うなら、ホットナンタラみたいなのは口癖だったのかよ!くらいしか。いやいやなんかあるはず。うーんそこそこ面白いけど。うーん。うーん。特にねえ。いやそこそこ面白いんだけど。うーん。やっぱりホットなんたらは口癖はちょっと。。。あぁマックスホットだ!思い出した。ちょっとダサいです。

この恋と、その未来。-3年目 そして- ありがとう愛しさと切なさと大切なあなたを想う自分

☆☆☆☆☆ ファミ通文庫

最終巻はやはりここで落ち着くよなぁとすんごい感慨深い。前巻でニコの動きやらでまぁだろうなぁと未来を受け入れられんのは、やはりなぁと。ここで実は女の心もあって四郎と付き合うとかは確かにそれはそれでドラマチックが止まらない展開になるのだと思う。けれどそれって作品のテーマを揺るがすような事でもあるし、未来自身が周りがどう向き合って、どうなるのか?っちゅー結末を見届けてあぁ本当に最後まで読めて納得いくし、この結末まで読めて本当に良かったと心の底からなのか?それともポッと出てきたのか?そんなん分かりゃせん。けれどこの作品を最後まで読めて本当に幸せだと思うし。本当にありがとうと感謝感激雨嵐です。スマイルアゲイン。ありがとう。

いやぁ良かった。本当に良かったです。ヒロミさんと付き合い、前を進む事にした四郎。だけれども一人なると、ふとした時に未来を思い出す。忘れられないというか忘れる事が出来ないわな。

だけれども四郎も周りも変わっていく。三好もボンちゃんも四郎の周りにいた人間は、過去を受け入れといったら違うけれど、少なくとも過去から目を背けないで変わっていく。個人的には、マゾッホの変わらないけれど変わるエピソードは好きです。達人。鉄人。

ヒロミさんの事が好きである事は嘘偽りない。けれど未来の事は頭の片隅にある。そんな四郎が山城要とその彼氏に会う事で、ヒロミの事が好きっていう事。そして未来を想うことで沸き上がっていた負の感情を払い落とす。そんでニコと三葉が広島に赴いたエピソードは単純に。純粋に。たまらんわ。四郎が作中述べてる通り、10歳という年の差は埋まらん。けれどもそれが気になくなるかもしれない。酔い潰れたヒロミを介抱する四郎の一人の男として成長する兆し。そんでもって年の差とか大人であるとか関係なく四郎に甘えるヒロミは年の差が関係無い、一人の男と女の恋愛エピソード。たまらん。

後、やっぱり四郎が特にシリーズ序盤で持っていた親父への軽蔑。そんでもって家族への負の感情がスルリと落ちて成長の姿大人になる姿を見れたのは良かった。ビオレママかっつーの。親父への負の感情が無くなり、親父のようになりたくないと負の感情が取れ、ヒロミのことを二人で話してるシーン。これまたたまらん。思春期の疾走が終わる。また、母親や長女とヒロミの事で話すシーン。その時に長女の性格の悪さっちゅーか歪ちゅーか。それでも弟の事を想ってるあの台詞は、大変LOVEです。私にジュースを誰か買ってくれ。

成長したけれど、まだ大人ではない四郎。彼が卒業後にした選択は、まだ青さが残る。まだまだ変わるかもしれない。けれどもとりあえずではなく、自分でした選択は、発展途上感と青春の終りを感じられる。緩やかさよ。

未来の事を体では無く、心を想う事ができるようになった四郎が未来と再開する事で話の幕が降りるけど、作品のテーマに置いてる一番大事なところを大切にしてる終わり方と感じられ、大変大好きです。ありがとうございました!

ココロとカラダが一致しない彼あるいは、彼女を好きなってしまった主人公。思春期の葛藤をトントコトン煮詰めてるけれど、その他の愛しさと切なさと少し背徳感を乗せた恋愛模様と、10代の青春でコメディも若干顔を出す。重いだけじゃない。難しいだけじゃない。特異じゃない。ただ少し、ほんの少し違う恋の結末は、とても美しい嬉しい楽しい面白い切ない微笑ましい。と色んなモンを楽しませていただきました。超ウルトラド級の傑作。大変おもしろかったです。

魅力的なライバルや悪役リスト(ライトノベルの話です)

きまぐれ

ライトノベルの話です。さっくりまとめてみようかなと。というのもテスタメント3発売間近に迫って、トラクルおじさんは良いモンだなぁと。そーいえば円城塔冲方丁伊藤計劃が生前悪役が好きでシュピーゲルのリヒャルトトラクルの結末がどうなるのか気にしていたってエピソードを思いだした。確か冲方サミットのアカウントで冲方丁がそれをTwitterで述べていた記憶。

確かにリヒャルトトラクルは裏で暗躍しているし、この底の知れなさは名悪役だと思う。ハードなというか心も身体もボロボロになりながらももがく特攻児童たちの物語である本作の魅力の一つだと思う。

まぁゆるりとラノベでどんな悪役が魅力的なヤツいたっけ?ってゆるりとまとめる。悪役って一口で言っても主人公の成長ともに相手側も強くなってくライバルとかこりゃ勝てねえわっていう強敵とかあるいは救えない小悪党とかいろいろ方向が違う魅力あるしなぁ。ちなみに漫画だとダイ大のフレイザードと烈火の木蓮とサザンアイズのベナレスって即答できるなぁ。

以下より簡単にまとめます。

まずはミスマルカのエーデルワイスが思いつくなぁ。

第一部と第二部で情勢が変わったりとかもぁって明確な悪役っていうのはいないと思うが、やはりエーデルワイスは魅力あるキャラだなぁと。というのも主人公マシロ完璧にリードして、かつ信頼もされていたのに。あの第一部の終わりの衝撃の裏切り。そんでもって第二部ラストで明るみにでる本音。林トモアキ作品はやっぱりキャラの裏返るっていうくらいの激変具合が好きだよなぁ。同作者レイセンのマネーパワーも良い意味で裏返ってたなぁ。なんかくわせ者みたいなキャラだと思ってたらウラハラに肉弾戦をしかけてたマネーパワーは好きだったなぁ。


後、もうシリーズが長期化して読まなくなったけれどハイスクールD×Dも良い敵キャラいなぁ。

結構、底が知れない強敵や魅力あるライバルキャラが多数出てくるけれど、やっぱり一番印象に残ってるのは何回も何回も主人公達の前に出てくるけれど三回目の登場で木場にアッサリ瞬殺された名前も思い出せないアイツだわぁ。アイツなんだっけ?完璧な小悪党でしつこく出てくるけれどラストはアッサリと退場する。烈火の炎でいう木蓮と同タイプの悪役だったなぁ。あいつは良かった。名前も思い出せないけれど。

そーだ六花の勇者のテグネウも良いキャラしてたなぁ。

六花の勇者 6 (ダッシュエックス文庫)

六花の勇者 6 (ダッシュエックス文庫)

やっぱりこの物語はこいつあってこその物語だもんなぁ、最も強いモノは愛と断言してそれを利用した智謀策略のエゲツなさ。特にフレミーとアドレットのアレコレはそこまですっか?って思ったし、こいつの本当の正体に起因してるけれど部下への扱い残虐さとか、どうやって倒すんだよコイツっていう恐ろしい敵キャラ。正直魔王よりもコイツ方が厄介だろっていう難敵感あるわぁ。魅力ある。

あーあと、東京レイヴンズの鏡とシェイバコンビも良かったなぁ。

荒くれ者だけれども頭も回る。春虎にアドバイスをしたりとかする人間味もありゃ、強いヤツと闘いたいっていう好戦的な面もある。一癖も二癖もある魅力的なヤツだったなぁ。ちゃんと相手の力量も測れる冷静さもある。その相棒のシェイバの危険な雰囲気も良かったし。第一部ラスト楽しかったなぁ。

最近だとインスタントビジョンの敵キャラはクールなダークヒーローだったなぁ。

インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告 (角川スニーカー文庫)

インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告 (角川スニーカー文庫)

主人公の事を崇めていたり、弱いモノ未来がないモノの味方であったり、自分が弱いからこそ渇望してる。そして彼なりの思想や意思がある。それが主人公と正反対だから光るキャラだったなぁ。彼の活躍をまだ見ていたい。

後は、グランクレストのミルザーもすごく良かったなぁ。

主人公テオが王道を行くならば、ミルザーは覇道を行く。考え方も戦い方も全くの逆。けれどもお互いを認めていないが、やはり意識している。そんな二人の闘いの7巻は、マジで両雄決すって感じの最高の幕切れだったなぁ。

こんなもんか。やっぱり方向性はそれぞれだけれど敵キャラが魅力ないとつまらんもんなぁバトルモノってそいつを倒すからこその爽快感があったり、感動したり、ハラハラドキドキしたりするってモンよ。テスタメント3出る前に2の下巻読まないと。。。ライトノベルの話でした。

他人のブログを読むのが楽しいと思えてきた

きまぐれ

ブログは読む事のが楽しいと思えるようになってきた。特に楽しみにしてるのが街を歩くブログ。読んでて楽しい。読書が趣味だけれど、他人の感想ってそこまでガッツリ読んでなかったけれど読むのが楽しい。趣味がトコトン似通っている人のはつまらん作品読んだ時のつまらん箇所が自分と同じだったりしてるのもなんか似てんなぁってホッとする。また自分が好きだった作品はそらもうボロクソに叩かれていて、この人はどういう作品を絶賛してるんだろう?と少し見てると自分がつまらんかったあるいは手に取らなそうな作品を読んでたり。この人の書き方は、いつも評価ダケ読んで全然本文入らねえなとか思ったり。プロブロガーとやらのブログ読んで、つまらんなぁって思ったり。けれどブログって知識を取得する場じゃなく、共感を得られる方がウケるのか?って発見があったり。人気ブログは人気なジャンルを取り扱ってるなぁとか。共通して思うのはやっぱりみんな他者を意識してるんだなぁとか。

死んでも死んでも死んでも忘れないと彼女は泣いた 命と記憶の比重はどちらに傾くのだろうか

☆☆☆☆ ダッシュエックス文庫

困った。今回は結構良かった。不満な所もちらほらあったが明らかに前巻よりも良い。

というのも前回までの設定だと死んでしまうが夏には会える。そんなん言ってしまえば遠距離恋愛や海外に単身赴任して長期連休に帰ってくるのと似たようなもんじゃんと毎年、死をもって別れるのにドラマチックが欠けていた。

けど今回ヒロイン由依は、主人公との去年の想い出を失って再会する事になる。よくフィクションで死ぬ事よりも忘れられる事のが怖いみてえなモンがあるけれど、今回の話はまさにそれだなぁと。

由依に思いだして欲しいと思うけれど、それを自分の都合ばかりと葛藤する主人公リョウスケ。彼の今回の健気に由依を想う気持ちは犬かよ切ねえって感じ。

そして去年の出来事をリプレイする事で思い出す由依。彼女視点の過去の出来事も切なさが膨れ上がる。

やっぱり記憶よ記憶を喪う事のそして取り戻す事の切なさはたまらんよ。
と思っていたけれど、命と記憶どちらを取るのかの天秤を突きつけられた時のリョウスケの選択もこらまた切ないのよねぇ。

前回の設定から舵を切り直した今回のエピソードは、ブレを感じさせるしどうなんよ?と思ってたけれど、上記の記憶を失う切なさとリョウスケと由依に主な焦点を絞っていたのは前回よりも好感を持てた。

最後に前回の裏表紙のあらすじは大変不満だったのに加え、今回のあらすじと帯は正直駄目だと思う。大変不満。あれを考えていると人は、交代させた方が良い。ハッキリ言って酷すぎる。

林真理子 葡萄が目にしみる 安く酸っぱい赤ワインのデキャンタを私は飲み干せない

☆☆☆☆☆ 角川文庫

葡萄が目にしみる (角川文庫)

葡萄が目にしみる (角川文庫)

営業妨害になるだろうが敢えて店名は伏せるが、とあるイタリア風ファミレスにワインのデキャンタがある。すごく格安。当時、金のない私たちはそのファミレスで飲み会をよくとはいかまいまでもちらほらよりは多いくらいの程度でしていた。私はその飲み会が辛かった。何故ならそのワインはあまりに酸っぱく飲むのが辛い。ひたすら辛かったんよ。

この作品を読んでまぁタイトルからの連想されたのが一番なんだろうけれど、そのイタリア風ファミレスのやっすーいそして酸っぱい!!赤ワインを思い出した。本当に酸っぱい自意識が詰められた物語だ。

田舎。昭和。女子高生。そしてその女子高生が垢抜けなく野暮ったい少女 乃里子が主人公。またこの少女の自意識が酸っぱいたらないの。

垢抜けなく地元の女子高をただ敷いたレールの上を進むごとのように何も考えてない乃里子。自分の野暮ったさは周りからの嘲笑のネタにされる程。そんな中、同じ学校のスポーツできる男の子 岩永が地元の共学の進学校に進むことを知り、それを意識し自分が変わりたいという意思が芽生え、その進学校へ乃里子も進む。

高校に行ったら何か変われると思っていた乃里子だけれどもそう現実とは上手くいかず変われない。最初の楽しい学校生活も泡のごとく消え去っていく。強くとてもつなく顔がしわくちゃになってしまうような酸っぱい自意識を乗せて。そう乃里子の青春はとてもとても酸っぱい。変わりたいとか青春したいとかそういったものに憧れて恋をして、それが実らない。その実らない自分も青春していると酔う。だけれども初恋のアフターストーリーがこれまた酸っぱいのよ。あの心と体がちぐはぐになる感じじつに思春期やってんねぇ。って感じ。とても良いすごく良い。

また岩永に憧れの近い感情を持ってたが全然交わらない日常を送ってたのが3年のクラス変えで同じクラスになりついに交わる。岩永はラグビー部で学校一のスターになってる。けれどすぐに別れる。けれども。ココ大事。けれども!!繋がりは断絶してるわけじゃなく、お互いが実は繋がってる認め合ってると感じる自意識。から乃里子の友人のまぁ乃里子視点からの裏切り。この岩永も乃里子もそして乃里子の友人の自意識がすっごくすっごく酸っぱい!!卒業間近までもこんなに酸っぱい。乃里子は恋に恋をしようとしてラブレター書こうとしてるのもとてもつなくどうしようもなく酸っぱい。

からの時は流れラスト。大人になり社会に出てこれから上り調子の乃里子と根本は変わってない岩永との再会。からのやっぱり根っこはお互いを意識し繋がってた。そこの乃里子が溢す涙。青春の終わりだわ。

イタリア風ファミレスのやっすーいそして酸っぱいワインのデキャンタは辛い酸っぱい飲みたくない!!

けれどもそれに似たひたすら酸っぱい自意識に溢れるこの物語は私の心の痛いところを揺す振りをかけてくる間違いのない傑作でした。ありがとう!!